サギ科  Ardeidae 画像をクリックするとページが閉じます

アオサギ
Ardea cinereax
全長90cmで翼を広げると170cmの大型のサギ。繁殖期になると嘴や足が婚姻色に色づく。今は水辺では普通に見られるが、勢力拡大前の昔は、北海道などの繁殖地でないと見られなかった。大きな魚やヘビ、カエル、昆虫からネズミなんかも丸呑みする。サギ山に集まってゴイサギなどと繁殖する。翼を下げたスタイルで日光浴する。

ゴイサギ
Nycticorax nycticorax
全長58-65cm。ヨガラスの別名の通り、夜行性で夜に魚を捕る。昼間は水辺近くの林などでじっとしている。千曲川の近くには、いくつかの繁殖地があり、春になるとアオサギと一緒に集団で子育てする。ある教授と調査の為に巣の下に行ったことがある。そこには、たくさんの魚が落ちていたが、何羽かのゴイサギも地上に落ちていた。弱っていて飛ぶことができない。説明によると子育て中に餌の魚をヒナに与えるので親鳥がたまに栄養不足になるのだそうだ。その調査中、手をかまれて出血した。鋭く力強い嘴だ。