モズ科  Laniidae 画像をクリックするとページが閉じます

モズ
Lanius bucephalus
全長20cm位の農耕地等に普通にいる小さな猛禽。 百舌鳥と書くように他の鳥の鳴き声を真似ることが上手い。
秋には高鳴きと言われる大きな声でギチギチ、キーキーと鳴き、縄張りを宣言する。
杭の上で虫を探しているところをよく見る。モグラや小鳥を襲うことも多い。 獲物を枝のトゲに刺す、はやにえと呼ばれる習性があり、モズ類全般の習性らしい。 理由はいろいろと説があるが個人的には、調理場であり、足の弱いモズが大きな獲物を 引き裂く手段として行っていると考えている。空腹でない時はあまり食べずに残されるだろうし、 空腹時にその枝に残っていれば食べるというものではないだろうか。 頭の良い鳥であることは確かだ。