カワセミ科  Alcedinidae 画像をクリックするとページが閉じます






カワセミ
Common Kingfisher
体長17cm。水辺に住み、小魚を餌としている。オスの方が青みが強く、腹側のオレンジ色も濃くきれい。メスは緑色がかり、嘴の下側が赤い。繁殖期以外は一羽で縄張りをもって餌場を守り、凍ると移動する。繁殖期になるとつがいで縄張りをもち、川辺の崖などの土を掘って、トンネルの中で子育てする。群れることはないので、同じ枝に2羽、3羽と並んだ写真を撮るのが難しい。枝に飛んで来た時などにチッチーと鳴く。きれいな鳥でヒスイ、飛ぶ宝石などと呼ばれ、人気がある。

ミヤコショウビン
Halcyon miyakoensis
宮古島に生息していたが、1887年に1羽の標本が採集されただけで絶滅したと言われている。
後にも先にもこの1羽の標本のみで新種とされ、その後見つかっていないカワセミ。
いつ、どこで採集されたかの証拠も怪しいといういわくつきらしい。
グアムに生息しているアカハラショウビンに酷似し、足の色が違うだけという。
今でも森の奥深くにひっそりと生息していてほしい。