ハト科  Columbidae 画像をクリックするとページが閉じます

キジバト
Streptopelia orientalis
体長33cmのハト。ヤマバトとも呼ばれている。デーデー ポッポーと繰り返し鳴く。ポッポーまで鳴いて止まると天気が晴れると聞いたことがある。群れずに一羽か番で暮しているようだ。庭木などに、小枝を積み重ねて巣を作るが、人影で驚いて飛び去ると大抵帰ってこない。繁殖時には、クゥ、クゥと鳴いて求愛し、高く飛んで滑空する姿が見られる。一年を通して繁殖する。

アオバト
Treron sieboldii
全長33cmのハト。緑色の体色に青色の目と嘴で美しい。神奈川県の海の岩場で海水を飲む群は有名。普段は森の中の樹上で生活していて目にする機会は少ない。長野県では、戸隠で樹上のつがいを見たことがある。

シラコバト
Streptopelia decaocto
体長33cmでキジバトより少し細身のハト。関東地方のごく一部にだけ生息していて、国の天然記念物。警戒心が強いらしい。

キンバト
Chalcophaps indica
全長25cmで宮古島より南の南西諸島に住むハト。 暗い林を好むという。国の天然記念物。

カワラバト
Columba livia
体長30-35cm。寺院や大きな建物や陸橋などに多く、観光地では人慣れしたものがいる。飼われているものや篭脱けなどをドバトと呼ぶらしい。改良して伝書バトやハトレースを行っているが、野生のものより大きく美しい。様々な色彩、柄のものがいるが、黒っぽいものが生き残る可能性が高いらしい。子育てにはハトミルクをヒナに与える。都市のビルなどでも繁殖していて、それを狙ってハヤブサが都市に進出している。