アトリ科　 Fringillidae 画像をクリックするとページが閉じます カワラヒワ Chloris sinica 体長14cmの小鳥で河原や林縁、市街地の緑地等に多い。チューン、コロロと鳴いている。少し大きくて冬鳥、翼の三列風切り羽がより白っぽく見えるオオカワラヒワCarduelis sinica kawarahibaがいる。 イカル Eophona personata 全長23cm。黄色い大きな嘴が目立つきれいな鳥で、群れで見られることが多い。繁殖期は山の中にいるせいか目立たないが秋になると里に降りてきて、キョキョ、キーコーキーと大きな声で鳴くのですぐにわかる。ケヤキの木や豆、ヒマワリの近くで見るが警戒心が強い。冬には広い範囲の高い所を飛び回っている。 コイカル Eophona migratoria 体長19cmでイカルより小さい。黄色い嘴が特徴。初列風切羽の先端は白く、飛翔時に目立つ。数少ない旅鳥・冬鳥で中部地方以南に飛来する。昔は飼い鳥として見られた。 シメ Coccothraustes coccothraustes 体長18cm。スズメとムクドリの中間位の大きさで丸っこい体型。メスは少し淡い色合い。冬鳥として普通に見られる他、北海道や中部地方以北で繁殖。明るい林を好み、種子を食べる。警戒心が強いものが多い気がする。飛翔する時チーと鋭い声で鳴き、波形に飛ぶ。